最近発売されているノートPCの多くはTyep-Cのポートが用意されることが多くなりました。
HDMIやSDカードスロット,LANポートなどのポートがなくなり,今まで使用できていたデバイスが接続できなくなるなど便利になっていく一方で利用できなくなりつつあるデバイスもあります。
そんな現象を解決するのが,Ankerから発売されている「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps Data Hub」です。
Type-C×2(PD給電,10Gbps通信),HDMI,LAN,microSD,SDカード,Tyep-A(10Gbps)×2の8ポートが要されたデバイスです
これのレビューを行っていきます。
開封
薄い箱に入れられ到着しました。

中身は「本体」と「専用ケース」「取扱説明書」が入っています。(取説は写真には写していません。)


専用ケースに本体を入れるとこんな感じです。

付属品と外観 サイズ
公式でのサイズ,重さは下の表のとおりです。100gくらいなので,持ち運びは特に気になりません。
商品名 | PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps Data Hub |
サイズ | 12.1 x 5.5 x 1.53 cm |
重さ | 109 g |
Ankerの「Nano II 65W」と比較するとこんな感じです。


比較的コンパクトなデバイスかと思います。
最近のスマホより,2,3廻り程度小さい感じですね。
ポートの種類
ポートの配置は以下の通りとなっており,ポートは7種類,8ポート用意されています。






対応機種一覧(ankerの商品ページ抜粋)
MacBook Pro (2020 / 2019 / 2018 / 2017 / 2016 / 2015)
MacBook Air (2020 / 2019 / 2018)
iPad Pro (2020 / 2019 / 2018)
XPS (13 インチ / 15 インチ)
Pixelbook (2017)
iPad Pro 12.9 インチ (第4世代) / iPad Pro 12.9 インチ (第3世代) / iPad Pro 11 インチ (第2世代) / iPad Pro 11 インチ(第1世代) / iPad Air (第 4 世代)
Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps



macbookと取説には記載がありますが,surface laptop4でも使用可能でした。PCに搭載されているtype-cの出力ポートの仕様によっては使用できない可能性はありそうです。
接続すると丸いリングが点灯します。


特徴
「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps Data Hub」の特徴をまとめると
- マットで高級感のある見た目
- 最大入力は100W,最大出力は85W(PD対応(USB Power Delivery)
- 10Gbpsの高速データ通信が可能なUSBポートを3つ搭載
- 通信が安定する有線LANポート搭載
- 持ち運びに便利な専用ケース付き
- 4K 60Hz出力に対応したHDMIポート
- 高速データ通信が不要な人
- もう一画面の出力が必要な人(2画面への出力不可)
- LANポートが不要の人
- 発熱が少し気になる



新しいPCで,いろんなデバイスへの接続ができるようになり,とても便利になりました。
都度都度,専用の変換コネクタなどを買うより,思い切って購入しても満足度は高いかと思います。
その他のType-C Hub
Ankerからは今回紹介した以外にもいくつかType-Cのデバイスが発売されており,どのポートが必要なのか選ぶことができます。
比較的安価なものもあるため,自分にあったType-C Hubを用意すると良いかと思います。



種類が多くて困りますね。要検討が必要かもしれません笑
まとめ
最近のノートPCはType-Cが1つか2つ用意されていることが多く,HDMIやSDスロット,またLANポートが用意されていないですね。
まだまだこのあたりのデバイスは多くあり,需要も高いです。今回紹介しました「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps Data Hub」はこれから数年間はまだまだ必要なデバイスの一つかと思います。



一方で近い将来,Type-Cのみで全てのデバイスが接続できる日が来ることを楽しみにしています。もしくは無線になる日が来ると思います。
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